研究助成金目録贈呈式
(公財)米盛誠心育成会では、財団設立の目的である有用かつ偉大な人材の育成及び地域社会の健全な発展に寄与するため、平成４年度から研究助成事業として、鹿児島県内の研究団体や若手の研究者に対して研究費の助成を行っております✨
令和６年度は、新たに次の２つの研究テーマに対して、それぞれ１００万円を助成いたしました。
1.飯笹 英一 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 助教)
「鹿児島特産シナモンと白麹の抗ストレス・肥満効果の分子基盤解明とヒトでの効果検証」
- 島元 紗希 (鹿児島大学共同獣医学部 助教)
「β₂－アドレナリン受容体を調節する飼料資材の探索」
7月30日(火)に鹿児島大学で行われた目録贈呈式では、米盛庄一郎理事長から「当財団の支援で取組まれた研究が契機となり、この先、さらに高度なレベルに結びつくことを願ってやまない。」と挨拶があり、応対した佐野輝鹿児島大学長からは「長年にわたる助成に心から感謝を申し上げる。この事業が大学としての地域貢献にも大きく繋がるものと期待しており、継続的なご支援をお願いしたい。」との謝辞がありました。
なお、本年度は令和５年度からの継続分研究助成として、次の５つの研究テーマに対しても、それぞれ１００万円を助成いたしました。
1.藤田 清貴 (鹿児島大学農学部 准教授)
「ラッキョウフラクタンの構造解析とプレバイオティクス効果の検証」
2.濵田 季之 (鹿児島大学理工学域理学系 准教授)
「鹿児島以南の植物に含まれるSARS-CoV-2メインプロテアーゼ阻害活性天然有機化合物の探索」
3.片平 智仁 (鹿児島工業高等専門学校 助教)
「下水汚泥（脱水汚泥）と地域バイオマスで調製した下水汚泥肥料の茶栽培への適用」
4.奥谷 公亮 (鹿児島大学共同獣医学部 助教)
「鹿児島県に生息するコウモリのウイルス保有状況の調査」
5.審良 善和 (鹿児島大学理工学域工学系 准教授)
「バイオマス燃焼灰を用いた低炭素型コンクリートの開発と海洋用途への適用性検討」
